2021年9月18日に自民党総裁選の候補者4人が集い討論会が行われました。
内容は国内情勢を中心に、候補者それぞれの意見や主張を発言する機会となっていましたがその中で「高市外し」というワードがSNS上で急上昇となり話題に上がっていました。
この「高市外し」というワードの意味は簡単に説明をすると、記者からの質問が候補者の高市早苗さんに振られず、他の候補者を優先して行われた記者会見であったという背景から誕生したワードだそうです。
ではなぜこの「高市外し」が起こってしまったのか、その騒動となってしまった理由について解説をしていきたいと思います!
・ 高市外しが起きた理由について
・ 騒動が起きてしまった原因や印象操作について
目次
印象操作をするための「高市外し」が騒動の理由と意見が多数
出典:ヤフーニュース
今回話題となっている「高市外し」について、SNS上では様々な意見が飛び交っていますが中でも多く挙げられていた理由が印象操作をするために偏向報道されたのではないかという意見でした。
あまりにも酷い中継💢
あきらかな高市外し❗️
野田氏よりも出番が少ない上に画面に映らない💢
殆ど河野氏と岸田氏への質問
いくら何でも不平等だろうインタビューする4人も嫌な感じの人達だしね
だからNHKは偏向報道だ❗️
受信料払いたく無い❗️って言われるんだよ。😩あ〜ムカついたわ
— non_na33 (@Na33Non) September 18, 2021
討論会のご覧になっていた方はその会合の違和感に疑問を持ったかもしれませんが、討論会の質疑応答の場面において確かに「高市早苗さん」に対して質問があからさまに少なかったんですよね。
候補者4人の質疑応答の発言時間の詳細はこちらになります。
河野太郎さん:20分
岸田文雄さん:18分
野田聖子さん:8分
高市早苗さん:10分
男性候補者の河野さん、岸田さんとは大きな発言事件の差が広がっていることが一目瞭然ですね。
報道側が討論会を見ている国民に対して、「河野&岸田」の2択だという印象を付けさせる為ということが考えられます。
質問をする記者側の意見については世に出ていませんが、報道側や記者クラブの意向がなにかしら関係していると推測します。
「河野太郎 VS 岸田文雄」の構図を記者が作り上げている ?
この討論会を主催した日本記者クラブという団体が、討論会を視聴している国民への印象操作をする為に質問をする人物を「河野太郎さん、岸田文雄さん」に集中させていた可能性があると意見する声も多数でています。
対中国、対韓国、また憲法という重要問題に対し発言を許されたのは河野太郎氏と岸田文雄氏だけ。 出典:ヤフーニュース
時期総理候補の4人が一同に揃って討論する場なので、それぞれ均等に意見を聞くことが当たり前と思いますが、今回の討論会においてはそのようなことはありませんでした。
外交関係、憲法は国民に対しても関係が出てくることがあるので候補者それぞれの意見を聞きたいところでしたが日本クラブの記者の方が河野さん、岸田さんにのみ質問を投げかけていました。
もともと記者側で取り決めていたのか、もしくは単純に失念していたのか、理由は不明ですが視聴している国民側からすると歯切れの悪い討論会だったと解釈しています。
男尊女卑が根強く背景として残っているのでは?という意見も
野田さんと並び高市さんは発言時間が極端に少なく、一部からは「男尊女卑」をしているのではないかという意見も出てきています。
高市さんも野田さんも女性だからというだけでこういう扱いされたことは数え切れないほどあるだろうね。
記者クラブのメンバーこそ男尊女卑の意識が抜けきれない古臭い差別意識しか持ち合わせてないのかと。— 🥇🇯🇵✨👑Ci(´・ω・`) (@chocomintlove03) September 19, 2021
討論会を見た方々からは男尊女卑を示唆する意見が多数挙がっていることが分かります。
SNS上では自民党は昔からのしきたりや風習が根強く残っていることもあって、男尊女卑が影響していると考えている方もいらっしゃるそうです。
高市さん、野田さんの両名はいわばその男尊女卑の時代を駆け抜けてきた方々だと思うので、この風習に負けないよう踏ん張ってほしいと個人的には思います。
安部元首相も苦言を呈すほどの討論会だった
出典:安部晋三Twitter
安部元首相は高市早苗さんを支持をするという発言を先日されましたが、今回の討論会についてTwitter上で意見をまとめあげています。
昨日の討論会に於ける、高市早苗候補の冷静で的確な応答振りを賞賛する声が多数寄せられています。彼女の外交安全保障に於ける見識を示されたら困るのか、彼女をスルーする見識無き質問者まで出る始末(笑)。
私の新しい2連ポスターです。 pic.twitter.com/ypxY1UrcLB— 安倍晋三 (@AbeShinzo) September 19, 2021
なかなかインパクトがあるツイート内容となっていますが、注目すべき点は「冷静で的確な応答振り」をしたという部分です。以前高市さんがテレビ番組に出演されたときに、仰っていたのが他の候補者の批判は一切しない!とハッキリ発言していました。
そういった他人に対して批判をしないという人柄もあってか、今回の討論会で起きた問題がそこまで表立っていないと考えられます。
そして安部前首相が言われている「見識無き質問者」を指している場面の動画も参考に貼っておきます。
日本記者クラブで、露骨な高市外しを数十分行った記者らの1人が隣の記者に
「4人に聞いちゃって良いんですか?」とうっかり。周りに聞こえてしまう。#高市早苗さんを総理大臣に #2021総裁選は高市早苗 pic.twitter.com/SNHPCe2U7C— Y63 (@yktmyyy) September 18, 2021
動画冒頭でハッキリ聞こえていますね。故意に発言した場合でなくとも、混乱を生じる発言には注意してもらいたいですね。
印象操作だとしても結果は現時点で僅差!
今回の討論会では「高市外し」というワードが話題になり、様々な意見が飛び交っていました。推測の範囲ではありますが印象操作をしたいが為の発言が世に出てしまったのではないかと推測しています。
しかし、現時点では総裁選の世論調査は候補者の4名ともに僅差となっているので結果はまだ分かりません。
内容をまとめると、
・ 男尊女卑の風習がいまだ根強く関係している
・ 世論調査では候補者4名僅差となっていて、結果はまだ分からない
候補者4名それぞれの意見や取り組みで、国として更に良い方向へ発展していくことを願っています!!