実験・評価は英語のスキルが必要?一目置かれる為にするべき働き方を解説

エンジニア

実験・評価をするに当たりよく耳にするのが、「仕事で英語のスキルは必要なの?」ということをよく聞かれることが多いです。

エンジニアと言えど今や国際的に働くことも多くなっている時代で、英語スキルが就職や転職に必要かどうか気になる方が増えているのも事実です。

そこで今回は、実験・評価に関連する仕事に英語スキルが必要なのかどうか、周囲から一目置かれる行動の仕方を僕の実体験をもとにエンジニア目線で解説していきたいと思います!

この記事を読むと分かること

・ 実験・評価でも英語スキルは必要なのかどうか

・ 周囲から一目置かれる実験・評価業務の仕事の仕方

実験・評価の仕事でも英語スキルは必要となってきている

実験・評価でも英語スキルは必要

昨今では実験・評価に関連する仕事でも英語に触れる機会が非常に多くなってきた印象があります。
ひと昔前までは、日本はものづくり大国と言われていて外国の追随を許さない程でしたがここ最近のエンジニア事情はそんなことではありません。

しかしこれは悪いことではなく、世界的に見て技術が急速に進化しているということが言えます。そこで世界共通語である英語がコミュニケーションを取る為に必要不可欠となっているんですね。

「でも、実験・評価は海外の人と話す機会は無いんじゃないの?」と疑問に思う方も多いと思います。
たしかにその通りですが、実験・評価はレポートという形の成果物を提出するのが仕事となっています。そこでお客さんが海外の方であれば、まず日本語でやり取りをすることはありません。

よく実験・評価で使われる規格で「ISO」というものがありますが、こちらは国際標準規格となっているので海外メーカーの製品を実験・評価する時はこのISOを参考にして仕事を行います。

実験・評価の規格

基本的には取引先からの指定があればそれに従いますが、無い場合は国際規格(ISO)に則り仕事を進めることがほとんど。

国内メーカーであればJISを参考にすることもある。

当然書いてある文献も英語表記となっているので、ある程度の英語スキルが問われることになります。
工業英語が扱われることがほとんどなので特殊な言い回しも多々ありますが、基本的には翻訳機能を使えば問題なく読解することができるので、英語が苦手だと思っている方でも大丈夫だと個人的には思っています!

これから先の将来、英語はもっと必要となってくると予想しているので、今の内から少しでも多く英語に触れて慣れておくと今後強いエンジニアになれるかもしれませんよ!!

周囲から一目置かれるためにすべき行動を解説!

先ほどの内容から実験・評価の仕事でも英語スキルがある程度必要であるということを理解して頂きましたが、たとえ英語スキルが乏しくても周囲から一目置かれる行動があるんです!

そちらの行動について、僕の実体験をもとにエンジニア目線で解説していきたいと思います!!

機械の調子を日々点検する

日々の点検を実施

言わずもがな、実験・評価はその仕事をするために使用する機械が無いと仕事をすることができません。そこで実験・評価に携わっている方におすすめしているのが「日々、機械を点検して見て回る」ということです。

実験・評価の仕事が無い日や、稼働していない日の機械でも時間があれば必ず点検をしてみてください!
これをするのとしないのとでは「いざという時」の為に仕事が出来なくなる可能性があります。

実験・評価で使われる機械は、意外と使っていない時に不具合が起きやすく久々に使おうとした時に使えないということが多々あります。

そこで日々機械の点検をしていれば、すぐ異常に察知できて危機回避をすることができますよね。
周囲から「機械を良く見ている」と評価を受けることもあるので、この行動はおすすめです!未経験者の方でも取り組みやすいのでトライしてみてくださいね!

新しい実験・評価システムを予習する

実験・評価システムは目まぐるしいスピードで進化をし続けていて、今使っているシステムが旧型と言われることが多くあります。

自動化が進み、人を一人使わなくても実験・評価が行えるくらいのシステムも出てきているので、そういったシステムには、実験・評価を仕事にしているエンジニアであれば敏感になっていたいところです。

最近の実験・評価システムはどんな?

・ 自動化が進み、機械の前にいる時間が減っている

・ 工数削減を目的としたシステムが普及している

・ 無線で操作可能な、現場レスの働き方

古き良き技術ももちろん良いですが、やはり仕事をするなら最先端のものを使いたいと思いますよね?
時代のトレンドをしっかりとキャッチして、仕事も効率良く進めていくよう考えていくことをおすすめします!!

過去の事例を6割ほど頭にインプットしておく

過去の事例を頭にインプットしておく

実験・評価という仕事は何度も同じことを繰り返すことがあるので、過去の事例を把握しておくことでスムーズに取り組むことができます!

もちろん全てを覚えきることは不可能なので、全体の6割はうっすらでも良いので覚えておくようにしましょう!
「前はこういう結果だったけど、今回は違うなぁ」と変化にすぐに気づくことができるエンジニアは、とてつもなく成長が早いです!!

結果を先回りして考察しておくと、その後のレポートも書きやすくなるので未経験者の方にもおすすめです!

まとめ

今回は実験・評価の仕事には英語スキルが必要なのか、周囲から一目置かれる為にすべき行動について解説させて頂きました!
英語はやはりマストとなっている環境に変化してきているので、ある程度のスキルは必要であるということを理解して頂けたのではないでしょうか。内容をまとめると、

・ 英語は話すよりも読解力の方が必要となる場合が多い
・ 稼働していない時こそ、機械の点検をしっかりと行う
・ 時代に合わせた働き方に少しづつ寄せていくと成長する

実験・評価はやればやった分だけ、自分のスキルとして身に付きます。英語など覚えることは多いですが将来の為と思って踏ん張れば、一流エンジニアとしてすぐに開花することができますよ!

技術と英語スキルを両方携えて無敵のエンジニアを目指していきましょう!!