実験評価レポートの書き方は難しい?再読させない為に必要な3つのポイント!

ポイントを指さしている エンジニア

実験評価エンジニアを目指している方や、これからその道で仕事を始めようとしている方にお伝えしたいのが「再読しなくても1発で理解させる実験評価レポートの書き方」です!

実験評価を行った後は、必ず依頼者へ向けてレポート(報告書)という形で報告、展開をすることになりますが、まず間違いなくここで躓いてしまう方が多いです。

今回はその躓きを少しでも減らせる為に、「再読させないレポートの書き方」について解説していきたいと思います!

・ レポート書く前にやっておきたいこと
・ 再読させない為のレポート書き方の3つのポイント

この記事を読むと分かること

レポートを書く前に、まずは速報で展開しよう

実験・評価を行った後に必ずレポートを書くことになりますが、データをまとめる前に意識してもらいたいことが「速報として結果を展開する」ということです!

速報までの流れ

①:実験・評価が終了

②:結果のデータを確認する

③:予想していた結果と照合して自分の考えで理論づける

④:要点だけをまとめてデータを簡単にまとめる

⑤:関係者に速報として展開する

初めのうちはレポートの書き方も分からず、1つを完成させるまでにかなりの時間が掛かることが予想できます。
依頼者からすると「まずは結果だけを知りたい!!」と思っている方が大多数です。きちんとした形のレポートを提出するのも重要なことですが、展開を長引かせてもクオリティを問われたり時間を掛けた理由などの無駄なことを聞かれる可能性もあります。
なのでまずは、実験・評価の結果を速報として展開してあげれば依頼者も満足しますし、自分自身落ち着いた気持ちでレポート作成に臨むことができます!

本腰を入れて速報結果をまとめる必要はないので、要点だけまとめてデータを書くことを意識してみてくださいね。

レポートを再読させない3つのポイント

ノートにチェックと書いてある

実験・評価の結果からレポートをまとめて関係者へ展開をする時に初めのうちから意識してもらいたいことが、「1回見ただけでレポートの内容が分かる」ことを意識してレポート作成に臨んでほしいということです!
慣れるまで多少時間は掛かってしまうかもしれませんが、これから解説するポイントを押さえて実践してみると上達スピードが格段に上がると思うのでぜひチェックしてみてください!

①:なにがあっても必ず初めに、目的と結果を明言する!

レポートを作成するときに必ず意識してもらいたいことは「レポートの初めは必ず目的と結果を明言する」ということです!

すでにお仕事でレポートを書いたことがある方にとっては当たり前のことだと思いますが、実験・評価エンジニアに就いたばかりの方にとっては「そうなの?」と思うことですよね。
実際、僕も実験・評価エンジニアに就いた当初、書き方が分からず仕事の流れ通りにレポートに書いてしまって、少しばかりの叱責をもらったことがあります。(笑)

目的と結果を書くと良いこともあって、行った実験・評価の信頼性が一貫されているかどうかが自分の中に落とし込むことができるんです!

これは非常に重要なことで、スタートで目指していた方向とゴールした方向が全くの別だったらその実験・評価に意味がないことになりますよね?
目的と結果を並べて書いてあげれば、依頼者が欲しい結果かどうか、意図しない結果なのかが一発で分かるので、自身の知見としての経験値も増えますし良いことだらけです。

なので、レポートの初めでは必ず「目的と結果」を書くことを意識してみてくださいね!

②:結果は素直に正直に辛口で!

イラストにメガホンが描かれている

結果を書くときに依頼者のことを意識してしまい、情が働いてしまい悪い結果でもやんわりと書きたいと思うこともありますがそれは絶対にやめてください!!

実験・評価エンジニアが結果に嘘をついたり、遠回しの表現できちんと伝わらなかった場合誰も真実を知ることができません!
最悪の場合、結果がNGだったのに虚偽の判定で製品が市場に出回れば「クレームやリコールの嵐」になりかねません。
ですので、結果を書くときは心を鬼にして必ず正直ベースに書いて、表現方法も辛口で書くことを意識してみてください。「~~~と思われる」ではなく、「~~~と判断する」という表現などがベストですね!

繰り返しになりますが、自身の会社のためでもあるので、虚偽の報告や遠回しの表現だけはしないようにしてくださいね!

③:考察はレポートのおまけとして考えよう!

時計と本の上にマグカップが置いてある

レポートを書く上で考察の部分を重要視している方も多くいらっしゃいますが、個人的にはレポートのおまけくらいの気持ちで書いても良いと思っています。

自身が開発から設計、実験・評価まで行っていた場合は、仕事の経緯の統括としてレポートの考察は重要となってきますが、実験・評価エンジニアである場合はそこまで悩む必要は無いです。
むしろ考察は、依頼者の開発・設計担当者が結果を基に考えるところでもあるので「素晴らしいことを書かなきゃ!」などは考えなくてもOKです!

実験・評価エンジニアとして、考察で意識してほしいことは「過去の結果と照らし合わせて信頼性があった内容かどうか」を明言してみてください。
結果が悪くても、過去のデータと照らし合わせて少しでも重なっている部分があれば内容の信頼性もグンっと上がりますし、なにより説得力もあります。

考察を難しく考えているエンジニアの方も多いですが、そこまで構える必要もないので実績データを確認して自身の言葉で書いてあげましょう!

まとめ

今回はレポートを再読させないポイントについて解説させていただきました!
学校で書いたレポートと違い、仕事で書くレポートはかなり難しくコツを掴むのに時間がかかることですが、本記事で書いたポイントをポイントもらえれば幾分かは楽にできるかと思います!内容をまとめると、

・ なにをおいても初めに「目的と結果」を明言する
・ 結果は必ず正直ベースで書いて虚偽の報告はしないこと
・ 考察は過去データを参考にすると書きやすい

実験・評価エンジニアになったばかりの方は、レポート作成で躓くことも多いですが、回数をこなしていけば形が分かってくるので積極的に作成してみることをおすすめします!!