サービスエンジニアをしている方やこれからその道を目指そうとしている方にお伝えしたいのが、「トーク力はものすごく大事」ということです、
エンジニアだから喋りは下手でも問題ない、という常識はサービスエンジニアでは通用しません。
取引先の現場に赴き、現状把握をしたり新たな提案をするには必ずトーク力が付いて回るからです。「営業でも無いのに、そんな上手に話すことばできない…」と思っている方に向けて、今回は「技術をもカバーする上手な話し方」についてご紹介していきたいと思います!
・ 技術をカバーする上手な話し方
・ 取引先と関係性をあげる話し方のコツ
技術をカバーする上手な話し方3選!
サービスエンジニアにとって1番重要であり、且つ大きな壁が取引先とのコミュニケーションだと思います。相手の顔色を伺いながら話したり、意見が流されたりなど悩みはそれぞれ多くありますよね。
そこで今回は僕が実際に活用していた、「技術をもカバーする上手な話し方」をいくつかご紹介したいと思います!
意識すれば誰でも出来る様になるので、ぜひ頭に入れてトライしてみてくださいね!
曖昧な受け答えではなくハッキリと発言する
サービスエンジニアという仕事は取引先からなにかしらの依頼があって現場に伺うことがほとんどの仕事です。
そこで現場に到着してメンテナンスや調査をすることになるんですが、取引先の相手からするとまず結果や経緯を知りたいことがほとんどです。
「これはなぜ故障したの?」や「再発を防ぐためにはどうしたらいいの?」という質問に対して、曖昧な回答やモゴモゴした発言をしてしまうと今後の関係性が悪化しかねません。
であるならば、ここでは見栄を張らず「分かりません!後ほど調べて回答します」と言うふうに、嘘はつかずハッキリと発言をするようにしましょう!
上司、先輩がいれば聞くことでOKですが、いない場合は自社の生産工場へ直接電話をしてみましょう!
テクニカルな部分の回答も期待できるのでおすすめ!
相手も人なのでこちらの考えも察知してくれることもあるので、分からなければ素直に言ったほうが良いです。しっかりとエンジニア目線で話しをしてあげれば、納得してくれるので非常に大事なポイントだと思っています!
物を実際に見ながら話す
自身の技術をカバーしながら話すには、実際に現物を見ながら話すととても効果的です!
物を使って具体的に話すことができるのは、やはりエンジニアの特権でもありエンジニアにしかできないことです。少し言い方を悪くしてしまうと、話す相手は機械について素人なのでこちらが専門的かつ技術の要素を含めて話すと相手は会話についてこれなくなります。
取引先の相手が、根拠やメンテナンスに至った背景を詳しく知りたい感じがしていたら実際に物を使い話しをしてみましょう!
興味がある方であれば話しに乗ってきて、普段のコミュニケーションよりも一歩深いところで話すことができますよ!それによって関係性も良くなり次からは話しやすくなるのでおすすめです!!
連絡を密に取り相手に慣れる
これは荒療法にはなりますが、自分が担当している取引先やお客さんへ出来る限り連絡を取るようにしましょう!
もちろん電話だけだと、直接会った時に上手に会話ができるかと言われるとそんなこともないので連絡をしたら必ず会いに行くことを心掛けてください。
人間不思議なものでやっぱり「慣れ」てくると、前までは嫌だったものが自然と出来るようになります。
「この取引先の人と話すのは苦手だなぁ」と感じたら逆にアプローチをかけましょう。数回会って話しをしているうちに苦手意識が無くなり、スムーズにコミュニケーションが取れるようになりますよ!
目や首元を見れば視線は外れていないので失礼になりにくく、気持ちも落ち着くこともある。
ハキハキ話して自分のペースに持っていくのも一つの手
仕事と割り切ることさえ出来ればあとは行動あるのみなので、初めを頑張れば良い結果が付いてきます!!
苦手だと思っている相手こそ、積極的にコミュニケーションを取るようにしてみてくださいねー!
口上手だけにならないよう注意!
技術をカバーする話し方についてご紹介してきましたが、口上手のエンジニアだけにはならないよう注意が必要です!
サービスエンジニアは対人と話す機会は、他のエンジニアに比べると多いですがやはり根っこはエンジニアです。技術を適当に話しだけ上手になってもその場は良いですが、後々自分が困ることになりかねません。
エンジニアとして技術を高めた上で、取引先との関係性を更に向上させる話し方をすることを意識してみてくださいね!
まとめ
今回はサービスエンジニアに必要なトーク力、それに伴う上手な話し方のポイントをご紹介させて頂きました。ハッキリと発言することや物を見ながら話すことが大切かを理解してもらえたのではないでしょうか。内容をまとめると、
• 対応している機械を見せながら話す
• 苦手と思っているひとほど連絡を密に取る
どれもこれから意識すれば出来ることばかりなので、技術の向上に加えてトーク力を上げることも目指していきましょう!!